こんにちは、安沙蘭です!
お寺やお城、神社好きな方、いらっしゃいますか?私は、大好きです。
こういった場所の空気はとても良いですし、パワーも感じられます。
また、その時代の人達がどんな思いで生活していたのかな?などと考えてみたり、その時代の空気を共有できる感じがする事が参拝、散策の楽しみとなっています。
いつも鑑定では、恋愛のご相談を多く受けておりますので、皆さまに恋愛の神様の神社をご紹介してみたいと思います。
いろいろな神社がありますが、旅行がなかなか出来ない方にも行きやすい場所を選んでみました。東京五社めぐりの1つ「東京大神宮」のご紹介をしたいと思います。
※今回は、東京近郊の方に向けてのご紹介となります。またの機会に他の地域もご紹介したいと思います。
伊勢神宮の遥拝殿として、明治13年に日比谷に創建。
創建にあたっては、明治天皇のご裁断があったと書かれています。江戸時代では、伊勢参りが人々の生涯かけての願いだったそうで、当時の東京の人々の願いを叶える為に建てられた神社。
関東大震災後、現在の地に移った時は、「飯田橋大神宮」と呼ばれていたそうですが戦後に現在の「東京大神宮」に改名されたそうです。
※ちなみに「遥拝殿」とは「遥か彼方から拝む為の建物」伊勢神宮には、遠くて参拝できない場合でも東京大神宮に行けば、伊勢神宮に参拝したと同じご利益があるという事になりますね。
東京大妙寺の縁結びの神様を調べてみました。
縁結びと聞くと恋愛が連想されますが、恋愛も始まりは「人との縁を結ぶ事から」ですよね。
東京大神宮は、人の縁を結ぶ造化三神を祀っていることから縁結びとして知られるようになったそうです。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
恋愛に限らず、広い範囲で良縁を結んでもらえるので、人との出会いや関わり合い、支え合いを実感した人が多く、縁結びにご利益がある神社として、現在では、多くの男女がお参りしています。
また、日本で初めて神前結婚式を行ったとされている神社で、今でも多くのカップルが東京大神宮で式を挙げています。
ご利益の言われは、色々あるようですが、東京大神宮のご利益が高い一番の理由は、【お礼参りが多い事】という部分にあるのではないでしょうか。神様に何かをお願いした後、良い結果が出れば、ご報告やお礼に行くという習慣がある人が集う場所には、良い気が集まります。参拝する人、みんながお礼参りする習慣を身に付けると今よりもっと運気がUPして、効果を実感できるかもしれませんよ。
東京大神宮では、手水舎に参拝のしおりが置かれていますので、初めての方も読みながら行えば大丈夫ですよ!
今回は、しおりを頂いて参りましたので、そちらの通り解説いたします。(あくまでも東京大神宮の参拝例となります)
その前に…
参拝の時の服装は、何が一番良いかというとやはり正装になります。
とは言っても、毎度正装して行く事も大変ですよね。ここで言う「参拝」は、俗に言う「昇殿参拝」だと解釈しても良いのではないかと思います。私たちが普段行っているのは、略式の参拝がほとんど。(自由参拝とも言うらしいです。)
正装で行くのがベストでしょうが、初詣や通常のお参りの際には「相手に対して、失礼にならない服装」を心がけて。式や催物への参列時には、周囲の人に合わせたりドレスコードを確認するようにすれば大丈夫だと思います。
ちょっとした落とし穴としては、和装があるかと思います。和装の正装は、男女ともに紋の付いている着物になるそうですよ。紋付の着物は、なかなかハードルが高いですよね。
洋装がほとんどの現代では、清潔で品がある着物なら大丈夫なのではと思いますが、正しくは、参拝先への確認が良いかもしれません。(ちょっと恥ずかしい気もしますが、間違ってしまうより良いかと思います。)
そして、浴衣は、和装の中でも一番略式のものなので、夏祭りの際や旅先での散策ついでにお参りをするのは、良いと思いますが、参拝の服装としては、適してない事を覚えておきましょうね。
鳥居をくぐることは、神様がいらっしゃる聖なる場所へ入る事を意味します。鳥居の前で衣服を整え、気持ちを引き締めて、会釈してからくぐりましょう。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
東京大神宮の場合は、階段を上った所に立ち、会釈をするのが良いと思います。行列になっていたり、人の流れについていかなければいけない時には、階段の途中とかになってしまうかもしれませんが、できるだけ、鳥居の前で会釈するのが良いですよ。
古く清らかな水は、「穢れを流す」と言われています。お参りの前に手水舎で心身を清め、すがすがしい気持ちでご神前へ進みましょう。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
手水舎には、柄杓が置いてある事が多いですが、私が参拝した際には、ありませんでした。手ですくって口をゆすぎ、手を洗うという看板がありますので、その通りにされたら良いと思います。
ちなみに、柄杓がある場合は、まず、右手で持ち、左手を洗い、持ち替えて、右手を洗います。
また、柄杓を右手に持ち替え、左手に水を溜める。
その水を口に含み、すすぐ。(この際、水は飲まないで出しましょう)残りの水、半分で左手を洗い流す。
最後に残った水で柄杓の持ち手の部分を洗い流す。(柄杓を盾に持って柄の部分に水を流す)
という手順になります。ちなみに、参拝時は、白いハンカチを持っていくのが良いそうですよ!
本殿へ続く道を参道といいます。参道の中央は神様がお通りになりますので、敬意を払い、中央は歩かないようにしましょう。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
「神様の通り道」と言われる「正中」は、拝殿内や拝殿前で違うとか…いろいろとあるようですが、東京大神宮では、参拝客がしおりにあるように中央を避けてゆっくりと歩いているのが印象的で、良いものだなと思いました。参道があまり長くない神社ですが、参道から見上げると屋根の美しさが何とも言えません。是非、ゆっくりと歩いてみてくださいね。
お賽銭を奉納し、姿勢を正して、心を落ち着かせます。二礼二拍手一礼の作法でお参りします。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
時々、お参りの方法が分らないという人に出会いますが、最近は、参拝方法の立て看板があったりしますので、大分、知られるようになったのではないでしょうか。改めて書きますと…
【1】お賽銭を納める(金額に決まりはなく、5円という語呂合わせも個人の自由です)
【2】深い礼を2回します(この場合の深さは、90度です)
【3】2回、手を叩きます(この時に一度手を合わせてから2回打つと良いそうです)
【4】お祈りをします
【5】最後に深く一礼しましょう(この場合の礼も90度です)
並ぶのに疲れて、2~3人が前にいる状態でお参りされている方を見かけますが、折角、そこまで足を運んだのだし、できる限り、一番前(お賽銭箱の前)まで行った方が「お参り」としても良いです。
東京大神宮は、お願い事をじっくりする参拝客が多い神社だと思います。前の人をせっついたりせずにおおらかな気持ちで順番が来るのを待ちましょうね。
お参りのあとは、境内でゆったりとお過ごしながら、心身の緊張をほぐしましょう。お守りやおみくじは、お参りの後に受けるのが神様への礼儀です。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
お参りが終わった後は、おみくじやお札、御守りを見て境内を一周すると楽しいです。東京大神宮は、拝殿の隣に披露宴などが行われる会館があります。その中に入る事ができますので、結婚式が行われていると入りずらいですが、入ってみる事も良いかもしれませんね。
神社から出る時もご挨拶をします。鳥居の前で本殿に向かって会釈をし、それから鳥居をくぐりましょう。(※「東京大神宮参拝のしおり」より)
以上を踏まえて、お参りをしてみるといつもと違った心持で、「参拝したな」という感じになれるのでは と思います。知っておいて損がない作法がいくつもありますので、東京大神宮へ参拝の際は、しおりを持って帰るのも良いかと思いますよ。
東京大神宮では、東京大神宮のお神札の他にも伊勢神宮で奉製される「神宮大麻(じんぐうたいま)」も受ける事ができます。
神宮大麻(伊勢神宮のお神札)と東京大神宮のお神札をお受けになった方には神棚を差し上げます。ぜひご家庭におまつりください。
と書かれていましたので、神棚がない場合でもお受けになってみてはいかがでしょうか。(詳細や大きさは、現地でご確認ください)
いろいろな種類があってかわいいものも多いので迷います。
- ■縁結び鈴蘭守り
- ■縁結び幸せ小槌
- ■恋愛成就守り
- ■結び札
- ■幸せ恋守り
- ■幸せ鍵守り
- ■美鈴守り
- ■紅白巾着お守り
- ■根付お守り
- ■鈴蘭根付守り
- ■鈴蘭ビーズ守り
などなど、たくさんの中から選べますので、身に付けやすい形体のお守りを持ち歩いて、守ってもらいましょう。
新しいお札やお守りを受ける前に!
一年お守りいただいたお札やお守りは、感謝の気持ちを込めて、「古札納所」に納めましょう。
納める先の神社は、受けた場所に収める方が良いですが、東京大神宮のお守りやお札ではない場合も納めてよいですよと書かれていましたので、遠方で受けたお札やお守りを納められない場合は、持っていきましょう。
東京大神宮のおみくじは、いろいろな種類があります。
- ■恋みくじ
- ■華みくじ
- ■縁結びみくじ
- ■血液型みくじ
おみくじをひきましょう!!
占い師の間でよく出る話題の一つに「おみくじは、当たる!」というのがあります。
鑑定している時にお客様から「おみくじには、こう書いてあった」というお話しを聞く事がありますが、おみくじは、やっぱり凄いなぁ思う瞬間があります。所詮、おみくじと思わず、引き当てた言葉の力を信じるのも良い事だと思いますよ。
ちなみに、私は、毎回おみくじを持って帰ります。(時々読み返すのが一つの楽しみです♪)
おみくじに書いてあることは、皆さまの未来を明るくする言葉が多いのではないかと思います。
一時期の間に何回ひいても大丈夫ですし、ご自身の心に残したい文章があった場合は、持って帰る事もお勧めします。
12月中旬に訪れたときにはおみくじコーナーの横に赤福とお茶が頂けるスペースが出来ていました。
「お気持ちでお納めください」と言われますので、適度な小銭を持っていると良いと思います。とてもおいしく頂きました!
私ではありませんが、同行者が御朱印を頂いておりました。「御朱印ガール」と名前が付くブームの中なので、時間がかかるかと思いきや、直ぐに書いて頂けました。書いている方を見る事は出来ませんでしたが、きれいなしっかりとした文字からご利益を感じますね。
拝殿の隣には、結婚式の後、披露宴を行えるような会館があります。
入る事は、禁じられていませんので、(結婚式の受付などが行われている際は遠慮した方が良いと思いますが)入ってみるのも楽しいと思います。
この日は、既にお正月に向けての準備されている感じで、エントランスのお飾りが見事でした!
手水舎のから参道に入る右手にお稲荷様がいらっしゃいます。ご商売をされている方は、本当にお揚げを持って行ったり、お酒などを用意される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
飯富稲荷神社では、衣食住と商売繁盛の守護神と土地の守護神を祀っていると書かれていましたので、この土地に縁のある方は、こちらにもお参りされてみてはいかがでしょうか。
東京大神宮について、ご紹介しましたが如何だったでしょうか。
ご紹介にあたり、参拝をしてきましたが、真剣に参拝されている方々が多く、中でも男性の参拝客が目につきました。(もっと女性ばかりかと思っていました)
人との縁を繋ぎたいという思いは、今も昔も男も女も一緒なのではないでしょうか。
御縁があって、仕事をしたり、人と親しくなったり、恋をしたり・・・と人と繋がる事で、今日や明日が変わっていくのだと思います。
誰かと繋がった後は、どう結んでいけるかが大事ですよね。その結び方を一緒に考えたり、支えたりすることが出来たら良いなと思っております。
皆さまが人との繋がりが確かなものとなりますように心から願っております。安沙蘭
アクセス方法としては、電車でのご利用をお勧めします。(駐車場がありません)
- ■JR中央・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩3分
- ■地下鉄有楽町線・南北線「飯田橋駅」B2a出口
- ■地下鉄東西線・大江戸線「飯田橋駅」A4出口より徒歩5分
- ■住所
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1
TEL:03-3262-3566
FAX:03-3261-4147
- ■参拝時間:6:00~21:00
- ■お守りの授与:8:00~19:00
- ■休日:無休